
会社員を辞めたとき。
会社で使っていた保険証は返却しますよね。
ではそのあと、
手続きをせずに「保険未加入」のまま放置してしまったらどうなるのでしょうか?
結論からいうと、
「何も入らないまま放置」はかなり不利です。
しかも、ちゃんとペナルティがあります。
未加入が続くとどうなる?
① あとからまとめて請求される
覚えていますか?
社会の授業で習った「国民皆保険制度」。
日本では、必ずどれかの健康保険に加入する必要があります。
会社を辞めたあとに
・新しい会社の社会保険に入らない
・国民健康保険にも入らない
この状態が続くと、あとから
さかのぼって国民健康保険料を請求されます
しかも…
- 最長2年分まとめて請求
- 減額や免除が受けにくくなることもある
国民健康保険は、加入手続きをしていなかった期間があっても、あとからさかのぼって加入する必要があります。
保険料についても、法律上の時効(2年)などにより、最大2年分程度さかのぼって請求されるのが一般的です。
実際に、多くの自治体でも同様の案内がされています。
② 医療費が全額自己負担になる
保険証がない状態なので、病院代は10割負担(全額)になり、
通常3割負担のところが全部自費です。
※あとから国民健康保険に加入すれば、一部が戻るケースもあります
ただし…
- 「療養費支給申請」が必要
- 書類の準備や審査あり
- 必ずスムーズに戻るとは限らない
保険証がない状態で受診した場合はいったん医療費を全額自己負担しますが、あとから国民健康保険に加入し『療養費支給申請』を行うことで、自己負担分を除いた金額が払い戻される仕組み があります。
(療養費制度のしくみ)

※画像はAIで作成したオリジナルイラストです
③ 差し押さえの可能性もある
保険料を払わず放置すると、財産の差し押さえ(給料・口座など)まで進むこともあります。
「ただの未加入」と軽く考えるのは危険です。
④ 将来の年金にも影響
健康保険とセットで考えるべきなのが「国民年金制度」。
未加入・未納のままだと
- 将来もらえる年金が減る
- 最悪、受給資格に影響することも
だから退職後はこのどれかにすぐ入るのが基本です。
- 会社の保険を継続(任意継続)
- 家族の扶養に入る
- 国民健康保険に加入
■まとめ■
保険証の未加入を放置すると…
- さかのぼって請求される(最長2年になることも)
- 医療費が全額負担
- 最悪差し押さえ
- 年金にも影響を与えるかも
正直、メリットはゼロです。国民の義務なので速やかに保険証の手続きをするのが無難です。
<参考サイト>
厚生労働省
国民健康保険制度の概要
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/index.html
姫路市(例)
https://www.city.himeji.lg.jp/faq/faq_detail.php?frmId=833









