
ある日、マイナンバーカードを受付機にかざしてもらい、
案内どおりに進んでいくと「医療情報の提供に同意しますか?」という画面が表示されました。
そのとき患者さんに聞かれたんです。
「これってどういうこと?」
……え。
とっさにうまく答えられませんでした。
操作方法は覚えていたのに、
意味をきちんと理解していなかったんです。
受付として本当に恥ずかしい限りでした。
なんとなく説明はしたものの、
「ちゃんと伝わったかな…」と今でも少し後悔しています。
そんな出来事があったので、
改めて マイナ保険証を病院で登録するときの流れ をまとめてみます。
マイナ保険証、受付機の操作方法|実際の流れをまとめました
病院でマイナ保険証を登録するときの流れを、受付の立場から解説しますね。
① カードを置く(または差し込む)
受付機にマイナンバーカードを置きます。
✔ 顔写真が上
✔ 機械によっては差し込み式
私の勤務先では、きちんと置けていると自動で本人確認画面に進みます。
※カバーは外した方が確実ですが、つけたままでも読み取れることもあります。
② 本人確認をする
画面に「本人確認をしてください」と表示されます。
・顔認証
カメラを見ます。
基本はマスクを外します。
※私は、外さずにやってみてダメなら外す派です(笑)
・暗証番号
4桁の番号を入力します。
※3回間違えるとロックがかかります。
解除は役所やコンビニで手続きが必要になるので注意です。
③ 情報提供の同意を選ぶ(ここが一番迷う)
ここで表示されるのが、
「過去の医療情報の提供に同意しますか?」
という画面。
正式には
診療情報・薬剤情報・特定健診情報を共有しますか?
という内容です。
わかりやすく言うと、
👉 「これまでの病気やお薬の情報を先生に見せてもいいですか?」
という確認です。
選択肢は2つ
✔ 全て同意する
✔ 個別に同意する
「全て同意する」は、
診療情報・薬剤情報・特定健診情報をすべて共有するという意味。
「個別に同意する」は、
共有する項目を自分で選びたい場合です。
正直なところ、
私の現場では「個別に同意する」を選ぶ方はあまり多くありません。
現場のリアル
実際のところ、
医師や看護師もこの機能を完全に使いこなしているかというと、
まだ発展途上の印象です。
結局、お薬手帳を確認したり、
口頭で確認したりする場面も多いのが現状。
人と人とのやり取りは、やっぱり大事なんですよね。
④ 受付完了
「受付が完了しました」「終了しました」と表示されたら完了です。
ここで最後のボタンを押さずにカードを抜いてしまうと、
受付に反映されずやり直しになることがあります。
最後の表示まで確認してからカードを抜きましょう。

「診療情報提供」に同意するとどうなるの?
同意すると、次のことに活かされます。
✔ 過去の病気や治療歴の確認
✔ 特定健診(健康診断)の結果の確認
つまり、
👉 これまでの情報をもとに、より安全に診察や処方ができる
ということです。
同意しないとどうなる?
医師は過去の情報をシステム上では確認できません。
そのため、
お薬手帳や口頭での確認が中心になります。
ただし、
診察自体が受けられないということはありません。
迷ったら?
基本的には「同意する」で大丈夫です。
安全確認のための情報共有なので、
不利益になるものではありません。
わからなくて当然だよ。
ちゃんと意味がわかると、安心して押せるね。
わからないまま押すより、
意味がわかって押せるほうが、きっと安心ですよね。
私も最初はきちんと説明できませんでした。
でも、ちゃんと理解すれば自信をもって伝えられます。
この記事が、どなたかの「ちょっと不安」を減らせたらうれしいです。
参考
オンライン資格確認の導入について(医療機関・薬局、システムベンダ向け)|厚生労働省
↓病院あるある、こっちも知っておくに越したことはない。