40代からの医療事務、無理しない働き方

40代からの医療事務、無理しない働き方

40代未経験で転職に成功!若葉マークの医療事務員として気づきや学びをまとめています。

紹介状が間に合わない…薬が切れそうな患者さんから電話が来た話

「地方へ引っ越したので紹介状を送ってほしい」

外来に定期的に通院している患者さんから、そんな電話がありました。

すでに引っ越しは無事に終わったとのこと。

しかも、「薬がもうすぐ無くなるので急いでいる」

と言うのです。

でも、大きな病院って紹介状1枚送るだけでも、意外とたくさんの人が関わるんですよね。

医師だけではなく、
医療事務・地域連携・郵送準備など…。

さらに紹介状代は、銀行振込や現金書留などでお支払いいただき、入金確認後に発送となります。

そのため、どんなに早くても2週間ほどかかりそうな状況でした。

ドクターが紹介状を書き終えても、
「はい、すぐ発送!」
とはいかないんです。

「どうしよう?」困った。

薬が切れそうなのに、紹介状の完成を待っていたら間に合わないかもしれない…。

どうしようかと看護師さんに相談してみると、

「次の病院、紹介状なしでも受診できないかな?
その病院がOKなら、それでいいんじゃない?」

と言われました。

あ…そうかも。

なんだか私は、
「病院を変わるなら紹介状が必要」
という固定観念に縛られていたんですよね。

経験の差ですね。

もっと柔軟に考えないといけません。

今回は個人病院だった

今回、患者さんが受診予定だったのは個人病院とのこと。

個人病院なら、紹介状なしでも受診できる可能性は高そうです。

もし次に行く病院が大きめの病院だった場合、

紹介状なし

選定療養費がかかる

だから紹介状が必要

…という流れになることが多いですよね。

私はそこばかり考えていて、
「まず受診できるか確認してもらう」
という発想が抜けていました。

私が勤務している病院は急性期病院で、地域の2次医療を担っています。

症状が比較的重い患者さんを受け入れる役割の病院なので、紹介状なしで受診すると、診察代とは別に選定療養費がかかるんです。

だから普段から、
「紹介状が必要」
という感覚が強くなっていたんですよね。

↓「2次医療ってなに?」という方はこちらの記事へ。

iryo-jimu.hatenadiary.com

 

もちろん、個人病院であっても、定期的に通院していた患者さんなら紹介状があった方が安心です。

今までの経過や治療内容がわかれば、次の先生も状況を把握しやすいですし、患者さん自身も説明の負担が減ります。

なので、紹介状があった方が良いに越したことはありません。


そして私は患者さんに、

「まず〇〇さん自身で病院へ問い合わせをして、事情を話し、紹介状なしでも受診できるか確認してみてはどうでしょう?」

と提案しました。

さらに、

「もし“紹介状が必要です”とか、“選定療養費がかかります”と言われたら、またお電話くださいね」

とお伝えしました。

実際はどうなった?

その後、患者さんから再度連絡はありませんでした。

おそらく無事に受診できたのかな…と思っています。

もちろん、病院によって対応はさまざまです。

でもこのときは、看護師さんに助けてもらいました。

経験が浅いと、どうしても普段のルールや流れに引っ張られてしまって、そこから外れた考え方ができなくなることってありますよね。

私自身、
「紹介状が届くまで待つしかない」
「何週間も受診できない」

…とは限らないんだな、と改めて感じた出来事でした。

 

iryo-jimu.hatenadiary.com